小さなあたまで大さわぎ

不安障害(不安神経症)パニック障害とうつの記録。

神経症やうつと自律神経失調症の相互関係・相互作用。この三つは仲良し。

こんにちは、ひかりです。

大きなパニック発作が起きて療養生活に入ってからの経過を書いています。

わたしの症状には、不安神経症(全般性不安障害)とうつがあり、それに加えて自律神経失調症もありました。

心の大変さが身体に通じて身体が大きな反応をして調子をくずし、身体の不調が気になってしまって心の調子を崩すというふうに、相互に関係し合って悪くなっていったという感じです。

どっちが先かは歴史が長いのでもうはっきりわかりません。

身体とこころは本当にうまい具合に(うまくない具合に。どっちかで収まってくれていればいいのですが、そうもいかない。すぐに反応し合ういわば「仲良し」)相互に関係し、作用し合っているので、きょうの身体の疲れは、きょうの心のぐったりに、ずっと前の心の悩み苦しみは、ずっと長いことの身体の不調になっている、といった具合。

これは心身相関というやつだろうと思います。

それに気づいたのがだいぶ経ってからで、つくづく自分のことがわかってないなあとあきれました。

心身相関に気づいていない

驚けばどきどきするし、心配すれば青くなって元気がなくなるし、喜べばわくわくするし血行はよくなるし、胃腸もよくなるし、のようなわりとわかりやすい心身相関と、もっと深いマインドフルネス系に関わってくるような相関関係とさまざまなレベルの心身相関があるように感じます。

NHKの高校講座という番組での資料におもしろいのがありました。心身相関についてのお勉強の資料です(保健体育「心身の相関とストレス」)。

心身相関についてはかなりアバウトなのに、その結果として表れるストレスの心身への影響という項目がみごとに自律神経失調症の症状にあてはまる。

https://www.nhk.or.jp/kokokoza/radio/r2_hoken/archive/2016_hotai_19.pdf

 

心身相関を説明してるブログがあったので備忘を兼ねて。

psychosomatic-medicine.hatenablog.com

同じサイトで「心身相関の理解の促進」というセミナー用のスライド。患者さん(わたし)に心身相関を理解してもらうことがなぜ重要か。

psychosomatic-medicine.hatenablog.com

心身相関なので自律神経も失調する

そういうふうに体調を崩していくと、自律神経が失調するらしいです。

心身相関なので自律神経を失調すると、うつや神経症になりやすくなるというのもいわれています。

不安神経症やパニック障害の場合、不安感などや不安なときに遭遇したどきどきどきが印象に残って、自律神経の乱れも相まって、不調を気にしやすくなり、気に病み、発症するというメカニズムもよく納得できます。

それと組んずほぐれつ(仲良しだから)自律神経もさらに乱れ始めて相互に悪化していくセットならでは仕組みなのでしょう。

若いころから起立性低血圧があったので、ふわ〜っと暗くなる立ちくらみのようなときには自然に心臓はがんばって血を上へ送るためにばくばくする。

そういうことが気持ち悪くて、気になっていたのや、ストレスやいやなことで心臓がばくばくしたのが重なって意識的になっていったのだと思う。

 

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ただ、この心身相関していること、はっきりとセットになっているということを認識できていなくて「あ〜やだ、具合が悪くなる、あ〜やだ」とグルグル悪循環をしていた。

自律神経失調症 - Wikipedia

自律神経失調症は、症状がさまざまでバラエティーに富んでいて、つかみどころがなく、「病名がはっきりとつかないけれど具合が悪い」やつは全部と言ってもいいくらい応用範囲が広い。

ので、神経症とかうつなどを患っている場合に付随するこまった諸症状も自律神経が失調しているのものという暗黙の了解のような感がある。仲良しグループ。

たとえば、以下のようなチェックリストを見てみると、当時は、ほぼ全部イエス。それほどボロボロだった。

自律神経失調症チェックシート1 - 自律神経失調症ガイド

 

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自律神経失調症を改善する特効法101

 

小林弘幸氏の解説は、テレビに出演されたときのまとめ記事がわかりやすかった。

40exchange.com

その中の記事。

交感神経が異常に興奮してアクセルを踏みっぱなしの状態は、パニック障害。

逆の、副交感神経が異常に働いていて、ブレーキを踏みっぱなしの場合は、うつ病。

下は話題になった本。

 

自律神経失調症をなんとかしようという本を載せてみましたが、おしなべてこういう本は、「心身相関」を理解して、フィードバッグしたり気づいていったりすることをアドバイスしているものが多いと思います。心身相関がキーワード。

 フィードバックを積極的にしていくことで、自分の心身を勝手に相関させておいて、困ったことになっちゃってる=症状をコントロールしていきましょう。

というのですが、ひどい症状のときにいろいろなことをやってみても、かえってよけいにどきどきどきやめまいや頭痛や痛みが出まくるという本末転倒状況になってしまったりするんじゃないかと。

自律神経をコントロールしようとすること

なにかあるがままでいようとすることや、自分の状態を客観的に見つめることは、本当に大変なことだと思う。ほかの人々がどのくらいすっとできるようになるのかはわからないですね。他の人にはなれないから。まったくもって自分のなかのことだから。

特に、わたしのような神経症のひどいのやうつなどの場合、よけいに自意識が過剰になっていて、反応も過剰で、自分を客観視することは大変。

意識すればするほど症状は「はで」になっていって(森田療法のいうところの「精神相互作用」みたいな感じ)、症状が出たり(パニック発作)具合が悪くなったりなことになってしまう。

だから、リラックスだのストレスを解消するだのについては敏感だった「つもり」でも、きっと方向性がまったく間違っていたのだと思います。

次のときに、自律神経を整えるためにやってみて効果があったことなどを書いてみたいと思います。

少しずつやれるところから少しずつあきらめないで少しずつ。

心療内科医や精神科医の「名医」と「やぶ医者」と春日武彦の本。

こんにちは、ひかりです。

わたしは、心療内科にかかり始めの頃、お医者さんに対して(薬を処方してくれるというありがたい処置はありますが)なにかやはり人的な特別な診察をしてくれるのだと期待しました(簡単に言えば心の治療。カウンセリングのようなもののもっとすごいやつのような)。

これで治る!

なにかすごいことをしてくれて、治してくれる

と期待しました。

 (あとからわかるのですが、これこそが、わたしの大きな勘違いだった=医者が病気を治してくれるわけではないという・・・)

初診のころやかなりどん底の具合の悪い時期に、この「とにかく楽にして欲しい。早く治して欲しい。なんとかして欲しい」と思うことは、多かれ少なかれ誰にでもあるんじゃないかと思います。

わたしのように、すごく具合が悪かったりしたら、なおさらすぐにでも治して欲しいと思うと思う。

けれども、診察では期待を大きく外され、

「薬は合うかどうか少し飲み続けなければわかりません」から始まって、抱擁してくれるでもなく、話をずっと聞いてくれるでもなく、わたしの苦しい数々の症状をただうなずいて聞いてるだけ。

しだいに、この先生で

大丈夫だろうか・・・。

やぶかもしれない・・・。

ハズレかもしれない・・・。

とつい、疑ってしまうようになりました。

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パニック障害と全般性不安障害(不安神経症)にうつが隠れていた。

こんにちは、ひかりです。

パニック障害

パニック障害というのは、外見的にはそんなに激しい発作でもないようなのですが、本人にとってはすさまじく恐ろしい発作(予期はあるものの、突然に近い感じで動悸がしてきてどきどきどきです、実際に身体には症状がでます。頻脈やめまい、目の前が真っ暗になっていく、冷や汗、悪寒、震えなども)で、「死ぬかもしれない」とか過呼吸ですので、「息ができない」といった症状が襲ってくるのです。そして、ほんとうに倒れてしまうことも多々あり、恐ろしくてだんだん電車やバスなどの乗り物に乗れなくなってしまうこともあります。長くても一時間くらいで収まるのですが、その長いこと。

そして、わたしは教科書通りにきっちりとこの症状をたどりどんどん悪化していきました。

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パニック障害と全般性不安障害(不安神経症)寝たきり生活の中での変化。

こんにちは、ひかりです。

大パニック発作から寝たきり生活になって、つらい症状ながらも少しずつ自分のことを考えられるようになっていった。

具合が悪いことに慣れていく

それは、たぶん症状に慣れてきたのもあるだろうし、薬が効いてきて(やっと)それなりに少しずつ眠れるようになったり、それなりに休めるようになっていったからだと思う。

この経過はほんの少しずつなので、自分では見逃してしまい、いつまでもすんごく悪い状態だと思い込んでいた。

半年くらい経って、「編み物の毛糸を自分で見に行きたい」という欲求が出てきて、小さなショッピングセンターにある手芸屋さんに車で連れて行ってもらうようになった。

最初に行くときにはどきどきはひどくてスーパーに行っても手芸屋さんへしか行かず、あとは車で家族が戻ってくるのを待っているのだった。それも誰かが付き添ってくれている。

まったく迷惑をかけっぱなしだった。それはずっと続くので(家族はかわいそうだと思ってくれていたのだった。森田療法のように厳しくなかったので、森田療法はそうじゃない、とは言えず黙って甘えていた)わたしは復活の機会を自分から後回しにし続けていたと思う。

ただ、あれだけのひどい状態では、あのまま「野放し」にされたら壊れてしまうだろうと思う(壊れていたんだけど)。

森田正馬先生がそばにいるのだったらどうかわからないが、あれだけの療法を自宅に入院させてやりとげてしまう森田正馬の力量はものすごいものがあるのだろうと想像した。

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大パニック発作から寝たきり生活へ、経過3ヶ月後食欲が戻ってきた。

こんにちは、ひかりです。

食べ物の味がしなくなっていた

大パニック発作の前から食欲はどんどん落ちていて、なにを食べても味がしなくなっていた。紙を食べているような、味とかがまったくしなくなっていた。のだけど、それに気づくのがだいぶ経ってからのようで、半年くらいしてからそういえば味がしない、とわかった。だから、倒れる前からだったのだ。

そういう予兆のような、悪くなる感じというのがもうわからなくなっているということ自体が問題なんだろうと今は思える。

家族などによく気をつけて見ていてくれる人がいた場合には、不幸中の幸いかもしれない。ただ、神経症でもわたしの場合の不安神経症(全般性不安障害)の類いは、本人はつらい思いをしているのだけど、生活自体についてはあまり不自然なところが見られなくて、わかりにくいことがあると思う。

元気がないとか、疲れているようだとか、なんとなくぼーっとしている、行動が遅い、あまり家から出たがらなくなったなどが見た目の変化としてあると思うが、こういうときは誰でもあるだろうし、気に留められにくいかもしれない。

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心療内科の診察:症状を訴える加減が難しい。

こんにちは、ひかりです。

前回、心療内科の診察で、おかげさまでなんとかやっていますと言ってしまった話を書きました。

hikary.hatenablog.com

楽しい感じに書いたけど、かなり具合の悪いときで、いまでも覚えているくらいそうとう大変(自分の中でだけだけど)なできごとでした。

すがった先生につらさをわかってもらえなかったというショックは、あの症状では、非常に心細くて、頼れる人がいなくなってしまった感じです。

このあと、先生とはいろいろなやりとりの中で、結局、医者に頼っていてもダメなのだと気づくことになるのだけど、それはかなり先のことです。

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心療内科の診察:「おかげさまで」の誤解。

こんにちは、ひかりです。

パニックの小さな発作が常に続いているような、心臓のプチバクバク、心身の緊張状態、強い不安感、寝汗、冷や汗、冷え、めまい、不眠、食欲不振、胃痛、頭痛ほかたくさんの症状とさらに薬の副作用が相まって、寝ていても全然疲れが取れなくて、だるくて、どうしようもない日々が続く

のを紛らわすために、編み物を始めてしまった。

なにかせずにはいられない焦り・不安感

前回の記事です。

hikary.hatenablog.com

なにもするなという心療内科の先生のいいつけは、聞けなかった。

苦しい状態をただなにもしないで寝ているのができなかった。

森田療法の絶対臥辱とは違うのだろうけど、あの状態で絶対臥辱なんてすごいことは絶対にできないと思う。家でゆったりして寝ていられないのだから。

編み物は、なにかしないではいられなかったために始めたのだと思う。

それが治療的によかったのか悪かったのかはわからない。ただ、ジャストでツボにはまったというか、編み物療法なるものがあるのもなるほどと実感したし、たぶん森田療法的にではなかったとしても、わたしには効果はあったと思う。

編み物をしている間は、あまりぐるぐると深く考え込んだりくよくよするのをやめていたようで、肩は凝るし首も凝るけれど精神的には少し安らいでいた。

そうすると、生活の中で、少し落ち着いていられる時間帯が発生したということになる。

ちょっとだけ幸せな時間が持てるようになったのだ。

このことは先生には内緒。

しばらくして、秋も深まり、冬に入る頃。

診察で、先生はいつもの言葉を言った。

「いかがですか?具合は」

いままで、うなだれて症状は訴えるものの生気はなく目は虚ろでほとんど何も言えずに終わっていた診察。

この時に、

「おかげさまで、なんとかやっています」

と言ってしまった。

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