読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

小さなあたまで大さわぎ

不安障害(不安神経症)パニック障害とうつの記録。

ある日、大きなパニック発作が起きた。

 

こんにちは、ひかりです。

ついに大きなパニック発作

真夏の昼間、ひどく蒸し暑い大きなターミナル駅。混雑はいつものことだけど、この日はもうへろへろだったので、すごく混んでいる印象なのと、たくさんの靴やコンクリート地面、足元の方の風景ばかりを記憶している。

 

それは、電車に乗る前だった。もうホームへ歩いて行くときからなんだかおかしかった。めまいのような、地面がぐらぐらと揺れるような、自分がぐらぐらと揺れるような感じで、まるで雲の上を歩いているようなふわふわした感じだった。

へんだなあと思いながら、心の中では、あ、どきどきが来る、と思った。

 

f:id:shimahikari:20170429225955j:plain

 

そして、きちんとどきどきは来た。

ホームで電車を待つ間も、もうきっと倒れてしまうだろうと、何度も何度も何度も思った。

以前、やはり大きな駅でパニック発作で倒れたときには、改札まで歩いて行って駅員さんの部屋に寝かせてもらった。それもとても蒸し暑い梅雨の終わり頃だった。

このときには、もうだれかに助けを求める元気もしっかりした頭もなくて、ただ、来た電車に乗って、空いていた席に座るのが精一杯だった。

 

これで、もしなにかあっても、自分の駅までは行ける、と思った。

座ってる、というただのそれだけのことなのに、どきどきは治まらず、ますますひどくなり、肩で息をするくらい、冷や汗と暑いための汗とで身体中が水をかぶったように濡れていた。

手も震えている。じっとしていられない焦燥感で気が狂いそうだった。

永遠に乗っていなければならないような、罰を受けているような、拷問を受けているような苦しみだった。

もう電車には乗れない。

もう電車なんか乗らない。

 駅について、改札を出て、階段に座り込んだ。

もう一歩も動けないと思った。

 

それから、家までどうやって帰ったかまったく覚えていない。