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小さなあたまで大さわぎ

不安障害(不安神経症)パニック障害とうつの記録。

気持ちが楽になった本。

こんにちは、ひかりです。

 

パニック発作のひどいのが起きて、心療内科にかかるようになる前は、小さなパニック発作やいろいろな症状があったが、なんとか日常の活動がまだできていた。

そのころに読んだりしていた本

森田療法でやっていきたいと思ったりするまでに、そしてそう思ってからもいろいろな本を読んだ。

絶対に、森田療法だ!とのめり込んでいたわけではないので(共感する部分が多かったということ)自分が元気になりそうな類いの本を乱読していたと思う。

 

そのなかで、印象に残った本を挙げてみたいと思います(順不同)。

 

やっぱり心理学系の本が多かった。頭で解決していこうとしていたんじゃないか。

 

神経質を喜べ―悩む人ほど強くなる (1976年) (カッパ・ホームス) – 古書, 1976/12

斉藤茂太著

もう古本でしかなくて、でも良い本だと思いました。題名は過激ですが(神経質を喜べない時期に読んだ)中身は優しいです。

斉藤茂太さんは「モタさん」の愛称で親しまれた精神科医・随筆家でもう10年以上前にお亡くなりになったので、最近はあれですが、一時は癒やし系のエッセイはこの人という感じの、とても親しみやすく読みやすかったです。

 

 最近出た本はこちら。つくづく自分がセカセカ、イライラ、ピリピリ生きていると考えさせられました。

ただでさえ、神経質なのにこれじゃあまた参ってしまうと反省させられました。

斉藤茂太の本はたくさん出ています。

Amazon.co.jp: 斎藤 茂太: 本

 励まされた本

 

 実は、具合が悪くなってから、この本は人からプレゼントされたもの。

ありがたいやら、恥ずかしいやらで、動転したのを覚えている。そんなにそういう風に見えてたのかしらんと(これをきっかけに赤面恐怖にもなりそうな)。

 もし「小さいことにくよくよするな!」と説かれて「小さいことにくよくよしなくなったら」すごいことだと思ったのと、「小さいことにくよくよ」するからこういうことになったのだから、そもそもそういう人にこういうことを言う意味があるんだろうか、
とかタイトルで、もう、つまずいたのも覚えています。
 
ただ、読んでみたらとても良かったです。物事のとらえ方で状況や生き方を変えていくことができて、気が楽になって。だから逆に、あなたの物事のとらえ方がちょっとね、よくないんですよ、とヒントをじっくりと教えてくれる。これはこれで正しくて、劇団ひとりさんが言った(らしい)ように「慰めにはなる」(すごく言い得て妙)。
 
 
絵本(コミック)も(絵で解説してある。わかりやすい。優しい)出ている、いまやロングセラー。
 
 
 
 

この手の本の注意点は、読むタイミングだと思います。読むときに、こういう本が話しかけている立ち位置というか、ほんのちょっとの時間だと思うのだけど、タイミングにどんぴしゃで当たった人は、ど〜んと腑に落ちるのじゃないかと。「ああ!そういうことだったのか」と。

そうでないと「ふ〜ん、なるほど」程度で終わってしまうので、微妙なタイミング調整が必要かもしれないと。

これはなにが言いたいかというと、もしも買ってみて読んでみて「なるほど、いいかもね」程度の読後感であれば、ぜひ本棚に取っておいて(捨てない、売らないという意味)またいつか、ふと思い出したときに(そのタイミング時にはなぜかふと思い出すものなのだ)読み返してみるのがいいかもしれないです。

 

 癒やされた本

 

臨床心理学者の河合隼雄さん(故人)は大好きな先生で何冊か本を読んでいます。

これは、ひとつひとつのエピソードが独立していて、コンパクトにまとまっている。

悩み苦しむ人にやさしい声をかけてくれて、慰めてくれて、励ましてくれて、ちょっと一緒に考えてくれて。

とても優しい心が安まる本。はっきり言って、森田療法とは大違いに近い。

だから、どうするかというと、心を休めるのに読む。なので、森田療法のように「根治」「完治」はめざさないような気がします。

カウンセリングが基本なので、コミュニケーションしていくうちに(カウンセラーや医者や、たとえばこういう本を読むなど)いつしか苦しみや悩みがとけていく、ほぐれていくような感じかもしれないです。

 

「す〜っと気がついたら、なんだか気持ちが楽になってきて、やっぱりこういうことは時間が解決してくれるのね」的な悩み苦しみにはぴったりかもしれない。

わたしのように根本原因が性格や気質やこころの持ち様にあって、一筋縄ではいかないような場合には、やっぱりちょっと気休めな気がしたものだった。

 

ところが、のちに気づくのですが、この気休めというのが案外大切で、そういう心の慰めや息抜きがないと、森田療法は厳しいので長丁場では疲れ果ててしまう。

はっとわかるまでには時間も気力もかかる(ような気がする。少なくともスムーズには行きにくい。根が頑固な人がかかるのだからね)。

 ときどき自分をやさしく慰めてあげたいときに河合隼雄さんの本を読んでいました。

 

また、ユング派の心理学者さんなので、ユング派の本が多い。ユングの解説がとてもわかりやすくて、のちにユングを読むようになっていくきっかけになったのが彼だったというのもあります。ユングへのとっかかりにもいいと思います。